アニメを子どもと見ている時、「ここを子どもに知ってほしい!」と思うことってないですか?
「こんな考え方もあるんだ。」とかないですか?
子どもはアニメが大好きです。
本は読まないけど、アニメは見入っている。
アニメには、作者の伝えたいこと。こうなってほしい。
作者の意図を理解すれば、アニメが何倍も楽しめます。
アニメ、まんがと軽視することはもったいない。
○ 『ワールドトリガー』の中で
24話「玄海の雛鳥」の中で、訓練中の修に烏丸先輩が言った言葉。
論理的思考の学びでもある。
「まず先にイメージがあって。身体の動きがそれを追うんだ!」
「身体がかってに動くわけじゃない!」
「スキをついて反撃をねじ込むイメージがなきゃ!」
「相手のスキに気づくこともできない。」
自分がめざす最高の動きをイメージしろ!」
「それに近づくためには、どうするべきか。考えて動け!」
「訓練は、そのためにある。」
dアニメ『ワールドトリガー』より
⦅⦆
このあとの「キトラ」の考え方も学び。
スポーツをする子に、この「イメージする」ことは、練習方法として大切です。
子どもと一緒に練習する中で説明すると、練習の一部になりますが、
何気ない生活の中での親の説明、アニメ、読書の見方の一言は大きな助言になります。
○ 何気ない中に学びがある
何かをしている時に説明・助言しても、子どもの心にしみこまなくても。
日常生活のゆったりした時間に、何気なく聞いた言葉が、あとの学びに生きることもあります。
そして、何気ない言葉を、時に表現を変えて、繰り返し説明する。
この、繰り返しが子どもの心に染み込む。
子どもの心に染み込めば、『考え方や学び方』『行動や思考方法』などにも影響することになります。
○ 繰り返すから学べる
学校でも日常生活でも、繰り返し学ぶから理解する。知識になる。
人間は、繰り返すから覚える。一度で覚えることはほとんどない。
一度で覚えるのは、特別な経験をした時。
特別な経験とは、例えばケガをする。
小さなケガは覚えていないが、重傷を負った時のことは一生覚えている。
そして、二度とあやまちを繰り返さないようにする。
それも一つの『経験から学ぶ』ことになるけれども、それでは遅いこともたくさんある。
【学び】は繰り返しが有効であること。
そして、親の何気ない一言が、大きな学びになることを知ってほしい。
アニメで『なんで?』『どうして?』を引き出す
日頃から、親が疑問を引き出す。
疑問にふれる。
疑問を導き出す思考を親から学ばせる。
なぜ、どうしての疑問をもたず。
漫然とアニメを眺める生活は、もったいないと思いませんか?
子どもは2・3歳になると、疑問、質問を繰り返す。
この疑問に答えてあげるのは親の務め。
この疑問の思考を続けさせるのも親の務め。
親は子の鏡。そして子は親のコピー。
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