子どもの学びのアウトプットを、小説・アニメから学ぶ一例

今日の学び
 子供の成長のための学びは、なにも教育図書から学ぶだけではない。
 アニメや小説、漫画、紙の読書やオーディオブックからも学ぶことはできる。

じいじいは、どこへでも持っていける電子書籍が大好き。

【小説1巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部「兵士の娘I」【電子書籍】[ 香月美夜 ]

価格:1,045円
(2021/8/17 08:45時点)

○ 女子大生が兵士の娘に転生

 この物語は、本大好き女子大生が貴族の城下町の貧しい兵士の次女に転生したことから始まる。

 幼女に転生してから、前世で母や読書などから得た知識を思い出しながら、その世界にある、その世界に合った、料理やリンスインシャンプーを作り出す。

○ これまでに得た知識をアウトプット

 過去に得た知識で、自分の欲しいものを、この時代にある物で工夫し、この時代に合った物を作り出す。

 最終の作り出す目標は『本』を作ること。

 現代であれば簡単に手に入れられるものも、中世ヨーロッパのような時代では容易に手に入らない。

 そこで、工夫をこらす。

○ 知識を、どう応用するか。モノづくりの始まり

 知識はあっても、機材・材料の同じ物は無い。

 そこから、『工夫』を凝らし、欲しいものどうやって作るか。

 その行動の中で、『仲間』を作り、共同してほしいものを作り出す。

 その『仲間』は、自分から求めるというよりは、努力している姿を見て協力してくれる。

○ 仲間作りは、みずからの努力と知識の提供で

 頑張っている者を見捨てない、周辺の人々の支援、協力でモノ作りが始まる。

 自分の欲しいものを作り出すが、それは周りの協力者、さらに社会のための品物になる。

 その品物を提供することを続ける中で、自分が居る社会、コミュニティーが徐々に変化する。

 自分が成長することにより、周辺の人々にも変化が起こり、

○ 一つのコミュニティーにとどまらず、新たなコミュニティーへ

 新たなコミュニティーでも、社会が求める新たな品物を提供する。

 その行動が、新たな協力者を得て、まて新たなコミュニティーに移っていく。

 新たなコミュニティーに移る都度に、新たな環境に適応しながら、そこの人々の協力を得る。

○ 新たなコミュニティーで、新たな経験と成長がある

 新たな場所では、新たな経験・知識を得る。

 新たな場所に適応するには、新たな考え方、行動が必要になる。

 人は、いつも安住を好む。

 だから、新たな世界へ移るには、努力が必要になる。

○ 新たな知識・経験・技能を得たければ、新たなコミュニティーへ

 子どもも大人も、成長には新たなコミュニティ、新たな環境が必要であり。

 環境の変化を恐れては、安定を求めては成長は得られない。

○ 物語から得る知識は、求め方、今ある知識によって異なる

 人により、知識・経験・技量は異なる。

 でも、本を読むのは、何かを得るために読むのだから、

 たまには、視点を変えた読書をしてはいかがですか。

 視点を同じにしても、受け止め方は人によって違ってくる。

 そして、作者が意図した内容が、時には、まったく異なる解釈、受け止めをするかもしれない。

 でも、それでいいと思う。

 それによって知識を得る、学びの受け入れ方は異なるかもしれないが、自分の成長に結びつく。

知識、学びは何からでも得ることができる。受け入れ方しだい。

コメント