子どもの理解力は、それまでの経験から生まれます。
経験の少ない子どもに、10年20年先のことを説明しても、理解できません。
まずは、社会に出るまでに必要な基礎を学ばせましょう。
1 経済・健康・環境・社会等々、不安材料は尽きない。
- 老後の生活
- 経済格差
- 健康
- 新たな病原菌の発生
- 技術の進化について行ける?
- 他国の脅威・戦争
- 犯罪
- 地球温暖化
etc
2 自分の不安を子どもに押し付けない。
社会の先行きに不安があるのは確かです。
だからといって、「先のことを考えてこう言ってるのよ」と、子どもにうるさく言うのは、子どもに自分の考えを押し付けているだけです。
受ける子どもは、『単に怒っているだけ』としか思いません。そんな先のこと、グローバルなこと、マクロなことを言っても分かりません。理解しません。
3 親が不安感を自ら増長しても、子どもには理解できず暗くなるだけです。
子どもが将来のことを本気で考えるのは、いつでしょうか?考えてみてください。
小学生の子どもに、年金の話をして本気で考えますか?
あなた自身、いつごろ年金のことを考え始めましたか?
子どもに、不安材料だけを押し付けても理解できません。
不安感は伝搬しますが、理由は理解できません。
つまり、余計に不安になるだけ、暗く落ち込むだけです。
4 子どもには子供らしく、明るく、のびのびと!
子どもが本気で社会を理解できるまでは、明るい未来を想像させませんか?
その方が、積極的に世の中を理解する学びが進むと思いますが?
のびのびと学べないと、学びは進まないです。
自分のやりたいこと、興味のあることからはじめて、集中することを身につけましょう。
まずは、社会で出るための基本をしっかり学ばせる。
学びが進めば、社会のことも学び、理解できますよ。
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