早期退職者の、なんと多いことか
毎年、新卒新入社員の3割が、入社3年までに退職しています。
周りに言われるまま、安易な職業選択をしたことから、早期退職につながることもある。
行ったところがブラック企業だった。
必死で勉強し、目指す企業に入社したが、あこがれた内容とは程遠い仕事内容だった、ということもあるでしょう。
”ゆい”さんのように、退職後、新たな希望できる仕事にリスタートできるのであれば、退職が最良の選択だったということができます。
ひ弱い新入社員
一方で、学生気分から抜け出せず、社会人になった自覚がなく、指示される仕事に向き合えず、挫折し退職する。
中には、カルチャーショック、初めての経験に適応できず、うつ状態になり退職していく。
上司からは、どこまで甘やかせば定着するのか、と嘆く声も聞こえてくる。
確かに、ブラックの中で、罵倒されるなどのハラスメントから、退職に至ることもあるでしょう。
しかし、新入社員は、いつまでもお客さんではいられないのです。
その企業のカラーにあった行動が必要になります。
環境に適応できる能力
環境適応能力は、すぐに身につくものではありません。
小さいころからの、環境の変化を感じ、乗り越えてゆく工夫をし、その山を乗り越えていく経験をたくさんすることにより、できてくるものと考えます。
小さな経験の積み重ねが、大きな山を乗り越える能力になるのです。
この能力を身に付けさせるには、幼児期からの経験を、親がどれだけ与えられるか。
乗り越えるための知識や経験。そして、家族などの助言が、その後の子の成長、適応能力に影響します。
環境変化に、どう向かい、どう考え、どう行動するか。
その子により、やり方は異なりますが。
その一つに考えられるのは、多くの友達を作り、仲間とともに考え、行動する経験をさせる。
そのためには、小さいころから、多くの人に触れ、会話し、考える、多くの場面を経験させるよう、親が場面を考え、貴重な経験を与え、子と共に、壁の乗り越え方を考えることが、もっとも大事だと私は考えます。
尻込みせず、おおらかに、小さいことにくよくよしない。
そんな大人に育てましょう。
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