子育ての目的『子どもを幸せにする』には、自分の心を育てること

今日の学び

 「子どもの生涯が幸せであってほしい」と願いながら子育てしているのだから、自分が幸せな気持ち、心になれればいい。

1 『幸せ』って何?

 『幸せ』を定義した人がいる。

幸せの4つの因子

第1因子 やってみよう因子

第2因子 ありがとう因子

第3因子 何とかなる因子

第4因子 ありのまま因子

前野隆司著 『「幸福学」が明らかにした 幸せな人生を送る子どもの育て方』より

 この『四つの因子』を育てれば幸せになれる!!と。

2 見える達成は際限がない。

○ お金や財産があれば幸せなの?

 お金があっても、一人で遊んでもつまらない。

○ 「友達が100人いれば」楽しいか?

 遊び方や遊ぶ場所、そこへ行く方法が分からないと遊べない。

○ 遊べれば楽しいか?

 遊びは、いつかは飽きる。次の遊びを探す。

 別の遊び方を知らないと遊べない。

○ ずっと遊んでいて楽しいの?

 永遠に「遊び」を続けることはできない。楽しくなくなる。

 欲求って際限ないよね。上見りゃきりない!

JIIJII

 じゃあ『幸せ』になるって何?

 モノではなく心を満たす。

3 「4因子」を育てて心を満たす

① やってみよう

 夢、目標、やりがいをもつ

② ありがとう

 愛情に満ちた人間関係

③ なんとかなる

 楽観的で前向き

④ ありのまま

 他人と自分を比較することなく自分らしく振る舞う

JIIJII

この因子(心)の成長が、しあわせを育てる

4 『幸せ』な《心》を育てる

第1因子「やってみよう」でやりがいのある生活を。

第2因子「ありがとう」で愛情のある人間関係を。

第3因子「何とかなる」で楽観的で前向きな生活を。

第4因子「ありのまま」で自分らしく振舞う人に。

親も子も、4つの心をバランスよく育てる!

こどもが幸せであると感じられれば、親も幸せでいられる。

だから、

 子育ての一番の基本は、「 あなたが幸せでいること」。ただ、それだけです。

前野隆司氏

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