学生の間に、子どもに身につけさたい5つのスキル

子育て
新入社員の基本スキルの中で、学校卒業までに身につけておくべきスキルとは。
① 『社会人とは』を理解する。
② 『コミュニケーション能力』を身につける。
③ 『コンプライスとは』を理解する。
④ 『報連相』を身につける。
⑤ 『ロジカルシンキング』を身につける。
 これらは、一般社会人として必要なスキルです。
 これらは、家庭や地域社会で身につけられます。
 これが身についてないから、アルバイト学生の失敗につながると考えます。

① 『社会人とは』を理解する。

 『社会人』とは、会社という組織の一員になるということ。

 子どもは『家庭という組織』に属しています。  そして、『地域社会の一員』にも属しています。

 つまり、社会の一員であるということです。

 だから、社会の一員になるということを、子どものころから理解させないといけません

② 『コミュニケーション能力』を身につける。

 人は、常にコミュニケーションにより人とのつながりを保っています。

 ですが、学生のうちは自己中心的に生活して、コミュニケーションが不足しても生活はできます。

 でも、社会人になると、そうはいきません。

 常に、コミュニケーションより組織の中で活動します。

 つまり、コミュニケーション無くしては、会社の中では生きていけません。

③ 『コンプライアンスとは』を理解する。

 社会人なると、常に【情報管理】などの秘密の管理、「安全」ということの理解と行動が、ことさら必要です。

 新人研修で教えてくれるでは遅いのです。

 コンプライアンスは、社会で生活する基本です。《あたりまえのスキルです。》

 小さいころの会話には、家庭での出来事を先生に話す機会がありますが、夫婦喧嘩を先生に話されたとしたら、いかがですか?

 「うちは、お母さんが強いよ」「お休みに、お父さんは、いつも昼ごろ起きてくるの」と言われたら、いかがですか?

 コンプライアンスとは、そういうことです。

 他者に情報提供することの是非を考えることを身につけさせてください。

④ 『報連相』を身につける。

 家庭での会話で、学校の出来事を聞きましょう。話し合いましょう。

 その習慣から、【報告】【連絡】【相談】することを身につけさせてください。

 学校で渡された《連絡・お知らせ》を渡し忘れるとは、【報告】を忘れるということです。

 家庭で《よく会話する》ことは、困ったときに相談することを身につけることにもなります。

⑤ 『ロジカルシンキング』を身につける。

 『ロジカルシンキング』は、【論理思考】で、物事を順をおって考え、結論・目的達成の道筋を発見するということ。

 人は常に、目的達成のために考えます。

 日常の会話でも、つねに話す内容を考えながら、会話に参加しています。

 コミュニケーションをとる中でも、学校の勉強をする際も、仕事の事を考える際も、

 論理的に考えるスキルを身につければ、失敗は減少します。

 一歩先の行動だけでなく、二歩・三歩先のことを考えて

 今を行動することができるようになります。

 社会人としての基本スキルは、なにも、大きくなって身につけるものだけではありません。
 社会人とは、社会のひとつのコミュニティに属するということ。
 生まれた時から、人間はどこかのコミュニティに属します。
 だから、仕事をするようになって身につけることよりも、
 もっと早くから必要とするスキルが、これら5つのスキルであると思います。

 そして、これらのスキルの基本は、家庭で学べます。

参考

人材育成サポーター 2019.03.20  新人に求められる7つのスキル

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