怒られ続けた子どもが『いじめの対象』になる

子育て

 あなたは、子どもに発言する機会を常に与えていますか⁉️

 考え、答えを出す時間を与え、正しく主張する環境ができていますか⁉️

 自分の言いたいことを、自由に言わせてもらえないこと続き、

発言を諦めて(あきらめて)しまう子どもになると、

少し強く同級生に言われると、NOと言えなくなる。

 すると、集団の中で低く見られ、召使いのように命令され、

イヤと言えず、命令されるままに従うようになる。

逆らわない子は、ストレス解消の対象になる。

 一部のわがままな子が、日頃のストレスを発散する対象として、

相手を押さえつける行動をストレス発散になると思い、

一人では、できないが、

みんなでやれば、責任が分散されると考えたとき。

 いつも遊んでいる仲間を同調者に引き入れ、

みんなで一人を自由に命令し、逆らえない状況を作る。

 イジメ集団の出来上がり

 いじめられる子は、時には作り笑顔で、

いじめの言葉、命令を甘んじて受けるようになる。

 周りから見ると、笑顔で話しているから、イジメと見えない。

イジメた方も、笑顔だった、喜んでいたと、正当化する‼️

 イジメる子も、イジメられた子に自分の主張の正当性を認めさせる。

怖いから、逆らえない。

 このグループから抜けようと考えても、怖くて行動できない。

 この負の連鎖が、最終手段として、引きこもり、うつ病、自殺につながる。

 極端かもしれませんが、現実に起こっている事です。

お父さんは、いつも頭ごなし!

 子どもたちの中に、いつもお母さんしか顔を見ることが無い。

 お父さんが子どもを連れてきたことが無い家族がいました。

 その子はから、お父さんのことを話すのを聞いたことがありません。

 そんな子が、一年上の子からイジメを受けているようであるとのこと。

 常に命令され、逆らわない、反発できず。

 集団の中で、笑顔で遊んでいるように見えていましたが、

本人にすればイヤなことを命令されるのに逆らえずにいたようです。

 イジメる方は、イジメている意識はなく、ただ従順であるとしか感じていません。

イジメられっ子の日常生活

 お父さんは、たまの休みには自分の主張を押し付け、

頭ごなしに言葉を投げつけける。

 よりどころは、お母さんですが、

下の子の世話で、なかなか相手にしてもらえない。

 家庭の中で、ストレスを発散できる、

自由な行動ができる環境は、なかったようです。

 そんな環境が下の子が生まれてからずっと続き、

自己主張を受け入れてもらえる環境になかったようです。

 お母さんに声をかけても、「ちょっと待って、下の子が○○だから」と、

話しを聞いてもらえない。

 そんな日常から、先を考え行動することができていないよう感じたので、

お母さんに「少し発達が遅れているのでは」と、(非常に勇気がいり、怖かったですが)

話したところ、病院で軽度の発達障害であるとの診断をされたそうです。

負の連鎖(ふのれんさ)が、子どもの成長を阻害(そがい)している

 何かを考え、話そうとしても、

聞いてもらえる相手がいないため、思考することをあきらめたのか、

本来なら、まだまだ親と会話したい年齢なのに、

親にとっていい子であるようになった。邪魔をしない子になった。

 そのため、少し嫌な子でも、話し相手になってくれる子には、

少しのイジメは我慢してでも、その集団でいることを選ぶ。

 その集団からはじかれると、居場所がないから我慢をする。

 そんな繰り返しが、相手を助長させ、相手の言うがままになる。

考える時間と場所を提供できるのは、家族だけ

 子どもの成長に重要なことの一つが、

自分で考え、行動・発言する経験です。

 考える時間を与え、答えを出して、行動・発言する。

 その環境が欠落すると、発言・主張・行動をやめ。

 良い子イコール発言しない従順な子であるという、

誤った(あやまった)結論を導き出す結果につながります。

自分の意見を正しく発言できる、明るい子どもに育てよう。

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