怒りを鎮める対処療法、7つのテクニック

今日の学び
いかりが発生すると、しずめるのはなかなかできない。いかりが拡大することも。
だから『アンガーマネジメント』を学ぶ。
「いかりをしずめる」のも日々の積み重ねでできる。
『○✕まんがですっきりわかる もう怒らない本』から学んだこと。

その1 心の中で6秒数える

 意識を何かに釘付けにする《グラウンディング》

 怒りのピークは6秒程度

 その間にクールダウンできれば、おこることがなくなる。

 ゆっくり深呼吸する

 深呼吸しんこきゅうが心をしずめ、いかりをしずめる

 1,000からカウントダウン

 ほかにも、「わざと英語でワン・ツー・スリー」「歌を歌う」など。

 頭を、いかり以外の思考しこうにする。

その2 怒りを数値化する

《スケールテクニック》

 数値化すうちかすることで、いかりの感情かんじょう客観視きゃっかんしできる。

その3 魔法の言葉を唱える

いかりの消火活動しょうかかつどう《コーピングマントラ》

ことばで、

 「ドンマイ、ドンマイ」

 「大丈夫、大丈夫」

 「どうでもいい、どうでもいい」

など。

動作どうさで、

 「手をにぎったり、開いたり」「むねをなでる」など。

決まった『ルーチン(決まった同じ動作どうさ)』をする

その4  イメージで思考停止する

 いかりは、思考しこうによって、出来事できごとを「意味いみづけ」したときに生まれる。

  ① 出来事でできごととの遭遇そうぐう

  ② 出来事できごと意味付いみづ

  ③ いかりの感情かんじょう発生はっせい

 ②の『出来事の意味付け』の時に、非生産的ひせいさんてきな、ネガティブな意味付いみづけをする。

 意味づけしなければ、「ただの出来事」にすぎない。

 「遭遇そうぐう」に反応しない習慣しゅうかん実践じっせんする。

その5 タイムアウトを取る

退却戦略たいきゃくせんりゃく

 いかりの原因と向き合い続けることは、良いこととは限らない(おろかなことかも)。

 その場にいてトラブルになるくらいなら、さっさとその場をはなれる。

 【君子くんしあやうきに近寄ちかよらず

その6 気持ちいい瞬間を想像する

 いかりの原因げんいんを、できるだけ思い出さない。

 「ぐち」や「お酒」にたよらない。ストレス解消かいしょうもとめない。

 「ぐち」は、九九を覚えるように記憶を定着するもの。

 「お酒」で、日々のストレス解消は。アル中一直線。

 「山の頂上で見る絶景」「ゴルフのベストショット」「野球のホームラン」など。

 『気持ちいい』の瞬間しゅんかん想像そうぞうすることで、思考しこう切り替きりかえる。

 「きな子にられても忘れられず」思い続けると、ストーカーになりかねないのと同じ

厄介やっかい感情かんじょう

その7 「今ここ」に集中する

 いかりを過去や未来にむけても、何もいいことはない。

 ✕過去のあんなこと、こんなこと、過去を思い出しムカつく。

 ✕未来のこうしよう、ああしよう、復讐心ふくしゅうしんがメラメラと。

五感ごかんで、「今」を感じる。

 例えば食事中なら、今の味、香り、いろどり、音、食感しょっかんに集中する。

雑念を排除する、体と意識のエクササイズ(瞑想)

今、「怒りいかり」のもとのぞく。

 

 

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