あなたが生活のあらゆる場面で迷った時、この学びが解決の一助になります。
時間をおいて何度も繰り返し読み返すと、その都度、新たな思考と行動の方法が変わっています。
その変化は、成長した証拠です。
『チーズ』は、人生の目標・目的・望み・・・
あなたの将来の目標は何ですか?
人生は、思考と行動の繰り返しで、目標に向かっています。
その目標に向かう時、どう思考し、どう行動すれば目標に到達できると考えますか?
この本は、『チーズ』という望みをいかにすれば得られるかの”指針”を示すものです。
人は、思考と行動によって成長します。
あなたは、二匹と二人のどれですか?
二匹のネズミ、スニッフとスカリー
①スニッフは、いち早く変化をかぎつける。
②スカリーは、すぐさま行動を起こす。
二人の小人、ヘムとホー
③ヘムは、いっそうますずいことになりやしないかと怯えたり、変化を認めず、変化に逆らうこともある。
④ホーは、もっといいことがあるに違いないと、うまく変化の波に乗ろうとする。
私たちみんなが持っているもの
ジョンソン氏は前書きで、『どのような行動をとろうと、私たちみんなに共通していることがある。迷路の中で、自分の道をみつけ、時代の変化の中で、望みを成就せねばならないということだ』と。
人生は迷路。だれもがその中で目標達成をしなければならないと。
著者の友人が発行によせた『社員の資質』とは
著者の友人”ケネス・ブランチャード博士”が発行によせて、『私たちの「チーズ」はつねにどこかへもっていかれ、消えている。これまでは忠実な社員がいればよかったかもしれないが、いまは「従来の物事のやり方」に固執しない柔軟な人材が必要なのだ。』と。
このストレス社会で、変化への理解と対処方法が分かれば、人生のとらえ方が変わり、ストレスも少しは減らせる。
『チーズと一緒に前進することを!』
前文 『高校のクラス会』後の集まりで
食事、雑談のあとで、
アンジェラが、「人生って、高校時代に思っていたものとは、まったく違うもの」と
ネイサンが、「状況は変化しているのに、自分は変わろうとしていないかも」と
カーロスが、変わろうとしないのは、変わるのが怖いのかも」と
自営業者から会社の経営者まで、さまざまだけど。
みんなが、『思いがけない変化に何とか対処しようとしたが、ほとんどの人が、どうすればいいのか分からない』と。
マイケルが、「面白い物語を聞いて、変化に対する見方が変わった。」と。
「四つのキャラクターのどれになりたいかが分かった。そして変われた。」と。
マイケルが教えてくれた物語 『チーズはどこへ消えた』
ネズミと小人は毎日、自分たちの特別なチーズをみつけようと、長いこと迷路を探しまわった。
ネズミは、単純な頭脳しかもっていないが、すぐれた本能があり、大好きな固いチーズを探した。
小人は、いろいろな考えがいっぱい詰まった頭があり、まったく別のチーズ(真のチーズ)をみつけようとした。見つけられれば、幸せになり、成功を味をすことができると信じた。
チーズを探す場所は迷路で、いくつもの通路と部屋からなる。
迷路は、暗がり袋小路もあって、すぐに道に迷いかねないが、いい暮らしがでるチーズがどかにある。
二匹と二人は、そのチーズを探す過程が、それぞれ異なり、その過程が、世の人々の行動を表している。
誰が正しいか。どの行動が正しいか。考える内容となっている。
①チーズはつねにもっていかれ、消える。
②チーズが消えることに備えよ。
③つねにチーズの匂いをかいでいれば、古くなったのに気がつく。
④古いチーズを早くあきらめれば、それだけ早く新しいチーズを楽しむことができる。
⑤チーズと一緒に前進しよう。
⑥冒険を十分に味わい、新しいチーズの味を楽しもう。
⑦チーズはつねにもっていかれる。
物語を聞いた後の『ディスカッション』で
『みんなは、このキャラクターの誰にあてはまるか?』を考えろ。
『みんな変化を恐れている』のだと。
ただ、『自らは変化していることが認められない。気づいてもいない。』
『変化はあらゆるところで起きており、早急に対応すればうまくやれる』ということ。
『以前役立っていたことも変えなければならないことに気づいていない』
『古いチーズを自分たちだけのものだと思い、それにしがみついている』
『チーズ自体に寿命があって、いつかは尽きるのだ』と教えられた。
『問題は、何を見切り、どこへ進むべきか』ということ。
『できるうちに自ら変化を起こす。』
『自分で自分のチーズをなくしてしまうべきなんだ』ということだ。
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