学び ⇒ 記憶 ⇒ 書き・話す このサイクルで知識が増える

子育て

五感で得た情報を短期記憶に蓄え、過去の長期記憶から得た知識と照合して、次の行動につなげる。

さらに、知識をかくはんして、グレードアップした知識を新たな知識として、長期記憶に蓄積する。

新たな情報は、過去の情報との照合で行動へ

目・耳・鼻・舌・皮膚から得た『新たな情報』を、短期記憶に送り、長期記憶から、『過去に蓄えた知識』を取り出し、新たな知識と照合して、次の行動を行う。

そして、新たな記憶と過去の知識を混ぜ合わせ、新たな知識として長期記憶に蓄える。

ど忘れは、使用しないから奥にしまわれてしまった情報

過去の記憶を思い出せないのは、忘れたからということですが、長期記憶から無くなったのではなく、奥の方に山積みされて見つけるのに時間がかかってしまうため、必要な時間までに取り出せないだけと考えらています。

だから、何かのきっかけで、過去の出来事を思い出すのが、その証拠。

倉庫の奥にしまわれた知識は、すぐには取り出せないので、常に必要とする知識は手前の方に置かれ、すぐに参照できるようになっています。

情報は、常に更新して、はじめて活用できる

長期記憶の情報を、常に取り出せるように倉庫の手前に置いておけるようにしておくには、常に使用、情報の更新をしておく必要がある。

だから、テストのときにすぐ思い出せるよう、常に学習を繰り返する必要があります。

必要な情報は、コンパクトにして、取り出しやすく

長期記憶での情報の蓄積は、多くの情報を他の情報と関連付けて、ひとつの関連情報の一個にコンパクトにして、軽く持ち出しやすくしておくことが大事です。

小さく軽くすれば、持ってくるのも容易です。

情報は使って、はじめて強く記憶できる

発言、教えに使用して、新たな情報となって記憶される。

だから、情報は使って記憶が刷新でき、強く記憶できる。

人に教えるには、情報をよく理解し、さらに相手の理解度に応じて変化させ新たな情報にとして提供する。

つまり、人に教えるとは、新たな情報をさらに加えて撹拌し、長期記憶に保存する行為になる。

人に教える行為は、記憶に大きなインパクトと、自分が記憶しやすい形に加工する行為が加わった情報になり、強く記憶できる。

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