子どもの自立は、親の作る環境から生まれる

子育て
 モンテッソーリ流子育てが、子どもの自立を促すという話です。
 この【子育て】は、子どもの「成長したい」「自分一人でできるようになりたい」
を大切にする教育法(伊藤美佳著「たった5分で言わなくてもできる子に変わる本」より)

3つのルールで、子育てを楽しよう💓

 子どもは、
「自分一人でできるようになりたい」「できたらうれしい」「困難を乗り越えたい」
という気持ちを持っている。
 だから、その気持ちを大切にし、挑戦・克服・達成の芽を摘んではいけない。
 「あなたにはまだ無理」「やってあげるから」では、
子どもの潜在的な挑戦する気持ちを摘み、将来の挑戦する心、自分の力を信じる、
困難を克服する力の成長を阻害することになる。
 伊藤美佳先生の教えは、
「言われなくても自分からできるようになる」モンテッソーリ流3つのルールです。

ルール1 自分からやりたくなる環境を

 例えば、朝の身支度を自分でできるよう、
身支度の順番に、それぞれの動作ごとのカードを作って、
順番にカードを取り、できたらしまう。
 やりたいという子どもの気持ちを達成できるよう、工夫した一例です。
 これで、朝の戦争から解放される。
 ちょっと工夫すると、
子どもの欲求を満たし、同時に自立できる子どもを育てることにつながります。

ルール2 言葉で説明するより、やってみせる

 例えば、ペットボトルのキャップを開けるのに、
子どもが困っていたら、黙って開けて見せる。
 これだけで、子どもは学習して、次からは自分で開けられるようになる。

 子どもの挑戦心を摘むことなく、達成感を与えることができる。

 これで、いつもの「おかあさん、おねがい💓」が無くなる。

ルール3 自分で集中する体験「フロー体験」を見守る

 「フロー体験」とは、集中している時の感情体験
 例えば、折り紙に夢中になっているとき、
指先をうまく使えず試行錯誤しながらも、最後に完成する。
 すると、もっとやりたくて、次々と折り紙をする。
 その時間を有効に使える。
 集中している時は、声をかけない。(フロー体験を中断するから)
 また、達成してもほめる必要はない。自分で満足しているから。
 集中力を養い、達成する喜びを感じることができる。

子どもの自立心は、親のちょっとした環境づくりで育てられます。

達成感、実践する、集中を繰り返し経験すると、自立する。

自立していく成長を見守り、成長に喜びを感じられる。

子どもへの環境づくりは、親の達成感を増やします。

 【モンテッソーリ流子育て】が広まれば、世の子育てが明るく輝く。

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