親が子供に求めるものに、自分ができなかったこと、自分が手に入れられなかった物を子どもに託そうとしていないでしょうか。
親の無いものねだりは、子どもにとっては迷惑千万。
1 子育ては、親の成功じゃない。
自分の子供に幸せになってほしいからと、自分の願望を押し付けようとしてないでしょうか。
- お金持ちになってほしい。
- 偉くなってほしい。
- 有名人になってほしい。etc
こんなことを子どもが望んでいるのでしょうか?
その目的のために、親だけが空回りしていないでしょうか?
2 永遠の命を求める
人間はいずれ死を迎える。 当たり前のことですが。
だからこそ、長く生きたい。子どもにも長く生きてほしい。
極端には「永遠の命が欲しい」という願望を抱く。
それこそ、親の無いものねだり。
アニメ『ログ・ホライズン』で、再生され、何度でも生き返ることができる冒険者。
生き返ることができるから死んでもいいと、戦いを繰り返し、勝利を求め、戦いを挑む。
しかし、生き返るから死ぬこともできない。
これって幸せでしょうか?
3 小さな子供が求めるもの
自分の成長を求めて、新たな発見を喜び、次を求める。
そのうち、目的が変化し新たなものを求める。
親は、この子どもの求めるものの変化を良しとしない。
なぜなら。
- 生まれてすぐは、早く大きくなれよ。
- 早くタッチしろよ。
- 早く言葉をしゃべれるようになれと。
でも、この時期を過ぎると、求めが変わる。
- ひらがなを覚えろ
- 数字を覚えろ
- 英語を覚えろ etc
その先には、先ほどの親の願望を押し付けようとする。
4 子どもの本音は何?
子どもの求めるものは、年齢に応じて変化する。
でも、その変化に親は大きくかかわっている。
成長とともに、子どもの目的、求めるものの変化に、
親が無理やり目的を押し付けてはいないでしょうか?
5 子どもに求めるもの
親は、『子どもの幸せを』第一に考える。
これは、みんなの共通点であると思います。
だったら、子どもの求める新たな目的を、正しい目的を定めることのできる子に育てる。
ここが最も大事だと考えます。
子どもの最大の目的は、自分の幸せです。
幸せのために、何が必要か。
『正しい学びを求める力』だと考えます。
そのためには、
基礎となる知識、技能を身につけるとともに、成長する継続力、行動力が必要です。
長くて短い人生。少しでも「良かった」と子どもが言える。
そのためには、
『学びを求める力』を育てることが、親の愛だと考えます。
コメント