ポジティブな子にしたければ、ポジティブな会話を心がけ、前向きな子どもに育てよう。
『「幸福学」が明らかにした 幸せな人生を送る子どもの育て方』前野隆司著 からの学び
1 ポジティブな心を育てる環境
日頃からストレスのある環境では、ポジティブな心は育たない。
ストレスは、「ねたみ」や「不満」が作り出す。
今の社会は、そうでなくてもストレス社会。子どもも同じ。
家を一歩出れは、ストレスが押し寄せてくる。
せめて家の中だけでも、ポジティブになれる環境したい。
2 親からポジティブに
たとえ、算数の点数が良くなくても、良いところは必ずある。
まず、良いところを見つけてから会話しよう。
「ここはよくできたね。ここはもう一度教科書を見直したらできるようになるかもね」と。
「でも」「しかし」は無し。
ネガティブワードは、子どもだけでなく、自分もネガティブにさせる。
ポジティブな言葉を使って会話すれば、子どももポジティブになれる。
ポジティブな気持ちは、『感謝の心』を持つことで育つ。
算数の良かったところは、「子どもが頑張った結果」なのだから。
子どもが頑張ったことを喜び、感謝しよう。
自分が日々、感謝に満ちあふれて幸せに過ごしていれば、少しずつ周りも変わっていく のです。大切なことは、無理にまわりを変えようとしないこと。必要なのは、愛だけ。
『「幸福学」が明らかにした 幸せな人生を送る子どもの育て方』前野隆司著 より
3 感謝の心が『幸せ』を呼び込む
ポジティブな心は、ネガティブな鬼を追い出す豆のようなもの。
たくさんの豆を手に入れば、鬼は逃げていく。
「感謝の心」が幸せの4因子を作る。
- やってみよう
- ありがとう
- なんとかなる
- ありのままに
「感謝の心」が、セロトニン(自己受容)やドーパミン(自己肯定感)の分泌を活発にし、幸せをさらに呼び込む。
それが『生きる力』となる。(学校教育の柱でもある。)
「幸せになること」は、総合的な「生きる力」を育むこととほぼ同義であるにもかかわらず、これまで「幸せ」の重要性が見落とされがちだったのです。
『「幸福学」が明らかにした 幸せな人生を送る子どもの育て方』前野隆司著 より
4 日常の『少しの会話』の積み重ね
子どもは成長するにつれて会話が少なくなる。
でも、「おはよう」くらいは言いますよね。
「おはよう」の一言から一日は始まるのだから。
「おはよう」を張りのある元気なトーンで!
日常のちょっとした言葉が子どもを育てる。
親の言葉のトーンが、親の心を子どもに伝える。
「おはよう。元気?」だけでもいいじゃない。
子どもにとっては、親から声がかかった。
「私をみてくている」と感じられるから。
その先は、その時の状況、タイミングで。
無理せず少しずつ言葉をつなげていけは、それでいい。
子どもの良いところを見つけて会話につなげよう!
コメント